『 名古屋市千種区 M様邸 庭園改修工事 』
【 工事件名 】 | M様邸庭園改修工事 | 【 施工担当 】 | 佐藤(力)・稲垣 | |||
【 場 所 】 | 愛知県名古屋市千種区 | 【 設計担当 】 | 石 原 | |||
【 竣 工 】 | 2017年5月 | 【 営業担当 】 | 佐 藤 |
除草や剪定の手間が軽減されるお庭に改修したいというお施主様のご要望で、全体的に防草シートと砂利敷きを施し、手間のかからないタマリュウ等の地被類を主に植栽した庭園に改修しました。既存の庭園にあった和風の庭園とパーゴラのある洋風の庭園をつなぐ乱形石張りの園路を設けることで、和風と洋風の庭を自然な雰囲気でつなぎました。
全体的に防草シートと砂利敷きを施工しました。
低木部分は管理の容易なタマリュウに変更しました。中央部に菜園スペースを新設しました。新しい園路が芝生の見切り材を兼ねています。高木はバランスを整える為に移植して再配置しました。
園路を設けることで、芝生の面積を減らし、高木も全体的に間引いて緑のボリュームを減らしました。
既存花壇は撤去し更地になりました。園路をつくるために木を移植して再配置しました。
和風の枯山水の流れからつながるように曲線のイメージで全体を再構成しました。飛石脇には石柱の照明も移設しました。
低木が地被類に変わり石の表情が栄えます。一番奥のモチノキを移植したことで風景に重厚感と風格が出ました。
既存パーゴラへは、新しい園路が樹冠のトンネルを抜けるようにつながります。園路脇には宿根草が彩ります。
【 コメント 】
維持管理だけを考えて徹底して庭園をつくると、砂利敷きだけなどの無機的な空間になってしまうので、いかに既存庭園の良さを活かした改修ができるかということが庭園改修の課題として求められました。既存の樹木や石を再配置するにあたって、良い素材をしっかり見せて活かすことで、既存庭園と新しく追加された要素がうまく融合できたのではないかと思います。新しくできた庭園が生活に彩りを与えることができればと願っています。
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