【　コメント　】

学校法人 岐阜済美学院様の創立100周年を記念して、済美高等学校の庭園の改修工事を行いました。既設の庭園の解体から着手し、真夏の猛暑の中での施工に苦労しました。
庭園はベル等を中心にシンメトリーな構成になっており、広々とした空間に生まれ変わりました。
チェック柄のインターロッキング舗装は、多目的スペースとして学校の行事や駐車場としても利用できます。また、ベル塔をシンボリックに演出する為、両側にシマトネリコを植栽しました。
改修工事の為、解体工事では残す部分を破損させないように、細心の注意を払いました。また既設と新設部分の取り合いが、不自然にならないように、勾配計算や高さの計画を立て、工事を進めました。
移植したソメイヨシノは時期が悪く、枯損してしまう可能性が高い為、堀取り前の潅水や、丁寧に堀取・根巻・幹巻の作業を行いました。その後も適切な潅水を与え、夏季の移植にも耐えてくれました。生徒の皆様や学校関係者の方々にとって、憩いの空間になってくれる庭園が完成しました。