『 養老の大自然と調和する研究施設 』
【 工事件名 】 | A社 養老山荘 | 【 施工担当 】 | 馬 渕 | |||
【 場 所 】 | 岐阜県養老郡 | 【 設計担当 】 | 石 原 | |||
【 竣 工 】 | 2017年4月 | 【 営業担当 】 | 佐 藤・平野り |
養老の山に囲まれた場所に、研究施設が完成しました
養老の滝ふもとに位置し、滝の流れと自然景観に合わせた空間を造りました
≪裏庭の滝≫
裏山からそのままつながっているような滝壺
大きさの違う石を組み合わせたり、落ち口に段差をつけたり工夫をしワイルドに仕上がっています
↓ この滝壺から下流へとつながっていきます
裏庭から建物をくぐって、流れがつづきます
緩やかな流れの中に所々段差をつけたり、大きめの景石を突き出すことで荒々しさも演出しています
≪コミュニティーゾーン≫
オープンスペースで、BBQなどもでき、養老市街地も良く見え、眺めも楽しむことができます
石のベンチを加工した時の破片をテーブルとして活用しています
突き刺したような据え方も斬新です
≪茶亭≫
下流へ進むと茶庭があり、静かな和の空間が広がります
細部までこだわり、池の造り方や石の使い方を意匠担当の先生と打合せしながら進めました
既存林を活かした自然の中にある茶庭に仕上がりました
≪施設入口≫
≪デザイン性の高い建築設計≫
大きな窓が何箇所かあり、庭が切り取られて室内に取り込まれています
外からと中からで違った風景を楽しめます
建物や擁壁などが斜めになっている場所が多く、吸い込まれていくような感じがします
≪番外編≫裏庭の滝壺施工状況写真
滝壺の施工にあたり、狭い中での作業となりました
重機を入れるタイミングや、使う重機の選定等、元請と打合せをしながら慎重に進めました
滝は、意匠の先生と何度も打合せをしながら進めました
一度完成した滝を途中まで壊して再度造り直すこともありました
こだわりを詰め込んだ滝に仕上がりました
新入社員だった井口君も一生懸命技術習得に励んでいました
【 コメント 】
冬季の工事で、伊吹おろしや豪雪といったアクシデントも多々あり工期的に厳しい場面もありました。その中でも意匠性の高い庭を造っていかなければならない、という工事の大変さを実感しました。また、造園工事だけでなく建築工事の意匠も非常に高く、先生の思いをくみ取りながら進めていく事が大変重要でした。
私自身、滝や池をつくる工事をまじかで経験したことがなかったため何度も現場へ足を運び、勉強させて頂きました。
意匠担当の先生からプロジェクトにこだわりを強く持って、進める事の大切さを学びました。こだわりを譲らないからこそ良いものが出来上がるのだと感じました。
今後季節の流れとともにどのように変化していくのか楽しみです。
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