『 2年がかりの大プロジェクト ヤマザクラ移植工事 』
| 【 工事件名 】 | 東郷土地区画整理工事内 桜移植工事 | 【 施工担当 】 | 内 田 | |||
| 【 場 所 】 | 愛知県東郷町春木 | |||||
| 【 竣 工 】 | 2018年2月 | 【 営業担当 】 | 小栗（洋） |
2016.11.18 工事前写真
・2016年10月より東郷町土地区画整理事業として日本国土開発㈱の下請けで伐採工事を始める
・竹藪の中にひっそりと生えているヤマザクラは春だけその姿を現します
・そんな桜を地元住民は"何とか残せないだろうか"との思いから移植工事計画が始まりました
2017.2.14 根回し作業開始 (剪定工)
2017.2.14 (掘り取り工)
樹高18.0m 葉張り11.0m 目通り周囲3.2m 総重量32t
・移植樹の活着率を上げる為に移植する1年前を目処に根回し
作業を行いました
・太い根は環状剥皮し、細根発根させます。
・古い枝や余分な枝は負担を軽くする為、剪定します
・ワイヤー支柱で固定し、1年後の移植工事を待ちます
2018.1.26 移植前
2018.1.26 1.2m3バックホー搬入
2018.1.29 移植工事開始 (掘り取り工)
2018.1.30 (根巻き)
2018.1.30 (倒木・幹巻・剪定)
2018.1.31 (暗渠排水管設置)
2018.1.31 (運搬)
横移動10m、地盤は4m下げました
・移植先の客土は掘取元の土を使用
・腐植酸を避けるため、バーク堆肥ではなく炭を使用
2018.1.31 (植付)
2018.1.31 (植付)
2018.2.1 (支柱設置・幹・こも敷き)
2018.2.2 (仮囲い設置・完成)
2018.2.2 (完成)
【 コメント 】
2年がかりの大きなプロジェクト工事で、現場の内田次長には本当に大きな負担を掛けた工事でした。
ラフタークレーンを使用すれば、安易な工事だったが地盤は粘土質で、200tクレーン等が入って作業出来る場所ではありません。
1.2m3バックホー2台での移植工事はトラブルもなく迅速に作業も進み、順調に出来たように思えますが、内田次長の経験や作業手順、職長力による完成だったと思います。この後の育成管理にもよく気をくばりながら管理します。
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