138 タワーパーク - 岐阜造園 | 人生を、美しい景色に。

138 TOWER PARK | Ichinomiya-shi, Aichi

138 タワーパーク

愛知県一宮市

「子どもたちがどこに入っても安全に遊べる」をテーマにした自然公園。
138タワーパーク。敷地内の河畔林は、木曽川沿いに自生している樹木を生かした景観に。
水遊びができる「安らぎの池」は、木曽川の石や地下水を利用。安全に配慮しながらも、
限りなく自然に近づける、という挑戦であった。
トランポリンのように、飛んだり跳ねたりして遊ぶことができる遊具「フワフワドーム」の復旧工事を手がけた。表面を覆う一枚ものの布は東京ドームの屋根と同じ生地が使用されている。生地の下にある一つひとつの内枠に空気を入れることで、立体的な山型の形状を保っている。
「木づきの森」をつなぐデッキ「樹冠回廊」は、地上高3〜5m。カーブを描き、
樹木の間をすり抜けるように設置され、目の高さに緑葉が来るように設計。河畔林を様々な角度から観察することができる。

フワフワドームの改修工事は、138タワーパークの開園中にも行われた。大芝生広場や、花畑。 他にも、大小様々な遊具で遊べることから、老若男女の来園者でいつも通り賑わっていた。そのため、工事は何よりも安全を優先。小さな子供が万が一現場に入ってこないよう柵を設け、トラックの運搬にも細心の注意を払った。またパーク内は、近所の人にとって、朝夕のお散歩やジョギングコースになっている。日々の挨拶はもちろん、一日の工事が終わるとコースにはみ出た土埃の掃除や後片付けを徹底した。工事中に多かったのが、「フワフワドームで遊びたい」と、泣きじゃくる子供たちの姿だ。楽しみにして来たのだろう。なるべく早く完成させたい!そんなモチベーションにもなっていた。リニューアルオープンでは先着200名を大幅に超える来客数で行列ができるほど。 バルーンリリースを行い、みんなでお祝いした。 子供たちの喜ぶ笑顔を見て、予定よりも早く完成できたことを、少し誇りに感じることができた。

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