OUR PROMISE
こころを打ち、響かせる。
そんな瞬間の数が幸せの尺度だとしたら、
美しい自然風景には、
たしかに人を幸せにする力がある。
「こころ打つ美しさ」という
クオリティを担保するための、
私たちのスピリット
「つくりかたの約束」をご紹介します。
人々やその街にとって
必然性のある景色はなにか。
「こころ打つ美しさ」を表現するために、
まず幹となるコンセプトを設計。
美しい自然風景を通して、
豊かな生き方を提案します。
「その景色は、こころを打つか。」
という品質基準を満たすため、
私たちが掲げる、
8つの「つくりかたの約束」を紹介します。
岐阜造園の仕事は、景観の全体像を描くところから始まります。
私たちの仕事が目指す提供しているのは、モノではなくコト。
花が咲いた感動や、緑の中で家族と過ごす時間といった、
美しい自然風景を通して得られる良質な体験です。
だからこそ、その発注にどんな想いを込められているのか、
住む人がここでどう暮らしていくのか、
造園の先にある真の目的を理解した上でのプランをご提案します。
造園において、図面とはあくまでも想定の話。
実際にやってみなくてはわからないことばかりです。
木1本の配置や背丈であっても、現場に赴き、
自分の目で見て、やってみながら考える。
植物生態や自然環境要因、あるいは地域性や気候など、
自然とじかに向き合うことでしか把握できない
本当に向き合うべき課題は、現場にある
そして、それらを克服した
最高の仕事という答えもまた、現場にあるのです。
土にまみれて進めていく「職人型現場力」こそが、
私たちの最大のつよみです。
明るく気持ちのいい挨拶をします。
靴の先まで、身だしなみを清潔に整えます。
道具を大切に扱い、ほったらかしにしません。
工事のあとは、必ず掃除をしてキレイな状態に戻します。
お客様や、ご近所様、地域社会への配慮と心配りを忘れません。
私たちは、美しい自然風景をつくるプロとして、
そのプロセスや、現場での所作まで美しくあることに、こだわります。
お客様が満足されるまで、何度でもお打ち合わせします。
イメージができるまで、何枚だって図面を書き直します。
時には納期を変更してでも、クオリティを突き詰めます。
納得するものができなければ、自ら壊して作り直します。
それくらいの覚悟を持って、私たちは取り組んでいます。
そのために、設計・監督・現場員・職人ら全員が、
それぞれの “匠”の技術を掛け合わせることで
最大限のパフォーマンスを発揮します。
一つひとつ仕事が、オーダーメード。
標準仕様を用意するのではなく、
期待と想像を超える、最高の一点ものを。
図面のイメージを1%でも越えるアウトプットを。
「そこまでやるか。」「さすがだね。」
「こんな手の込んだ庭園は、岐阜造園にしかできない。」
と言っていただける仕事を目指します。
創業時、総指揮をとった岐阜公園の改修工事。
高度成長期に増えた、ゴルフ場などの大規模工事。
他にも難易度の高い、桜並木の植え替え工事など。
岐阜造園のエポックメイキングな仕事はどれも
できるかどうかわからない仕事でした。
できない理由より、どうすればできるかを考える。
これが私たちのDNAに染み付いている不変のスピリット。
難しい仕事を喜び、想像もつかないようなオーダーを歓迎します。
「あんな大木、あんな巨石、どうやって動かすんだ」と、
誰もができないと言った仕事を、職人型現場力を総動員して挑みます。
造園とは、自然を用いた空間芸術。
人のこころや感受性を震わせる普遍の美だと、私たちは考えます。
優れた絵画や音楽に、理屈を超えた感性が込められているように、
造園の製作工程にもまた、感覚的な要素が含まれています。
たとえば、少し不便だけど、美しさを取ることもある。
木の高さがそろっていないけど、あえてこのままで良い気がする。
不確かな感覚を、優先することもあります。
非合理なものを美しいと感じることもあるのが人間という生き物。
それが、自然というものでしょう。
庭ができたときよりも、
庭の木に初めて蕾がついたときのほうが、嬉しかった。
そう話すお客様がいます。
私たちの造園の完成は、
おそらく、納品から数年後。
石に生えた苔や、地面を張りめぐる木の根、
時が経つとともに、味わいが出てきた時。
自然には、人間がコントロールできない
尊さや、美しさがあります。
そんな、自然の本当の美しさを、
お客様といっしょに築いていきたいのです。